最終更新日 2024年12月28日

皆様は、乗馬用品を選ぶ際、どのような点を重視されているでしょうか?

デザインの美しさ、フィット感、あるいは価格。

どれも重要な要素であることは間違いありません。

しかし、私が長年スポーツウェアや乗馬ウェアの開発に携わってきた経験から、もう一つ、ぜひとも注目していただきたい機能があります。

それが「UVカット」です。

  • 異業種から転向したからこそ、気づけた視点
  • 素材へのこだわりと、その重要性
  • 乗馬用品の耐久性との意外な関係性

本日は、そんなUVカット機能の知られざる真実に迫っていきます。

皆様、こんにちは。

岩本 和彦と申します。

私はもともと、スポーツウェアメーカーで機能性素材の開発に携わっていました。

吸水速乾性やUVカットなど、アスリートのパフォーマンスを最大限に引き出すための素材研究に没頭する日々。

そんな私が、なぜ今、乗馬用品のライターとして筆を執っているのか。

そこには、ある転機があったのです。

それは、自社で新たに乗馬用品ラインを立ち上げるというプロジェクトでした。

この話を聞いたときは、正直なところ少し驚きました。

それまで、私にとって乗馬というスポーツはどこか縁遠いものでしたから。

しかし、実際に開発に携わってみると、これが実に面白い。

乗馬用品には、スポーツウェア開発で培った技術や知識を応用できる場面が数多くあったのです。

と同時に、まだまだ改善の余地があることにも気づかされました。

そして、何より私を惹きつけたのは、馬という生き物の魅力です。

彼らの美しさ、力強さ、そして繊細さ。

乗馬というスポーツの奥深さに、私はすっかり魅了されてしまったのです。

こうして、私は乗馬の世界にのめり込んでいきました。

そして、2015年、ライターとして独立することを決意します。

異業種から転向した私だからこそ、伝えられることがあるのではないか。

そんな思いを胸に、馬と人がともに快適に過ごせる乗馬用品について、技術的・素材的観点から情報発信を始めました。

この記事では、私が特に重要だと考える「UVカット機能」が、乗馬用品の耐久性にどのような影響を及ぼすのかを、皆様と一緒に解き明かしていきたいと思います。

単なる日焼け対策にとどまらない、UVカットの奥深い世界へ、皆様をご案内いたしましょう。

UVカット機能の基礎知識

さて、まずはUVカット機能の基本からおさらいしていきましょう。

UVカット素材とは、その名の通り、紫外線をカットする素材のことです。

しかし、一口に「紫外線をカットする」と言っても、その仕組みは一つではありません。

大きく分けて、光を吸収する方法と、反射する方法の2つが存在します。

UVカット素材の仕組み:光の吸収と反射のメカニズム

光を吸収するタイプのUVカット素材は、生地に紫外線吸収剤が練り込まれています。

この紫外線吸収剤が、有害な紫外線を吸収し、熱などのエネルギーに変換して放出するのです。

一方、光を反射するタイプは、生地の表面に特殊な加工を施したり、紫外線を反射する素材を織り込んだりすることで、紫外線を物理的に跳ね返します。

この他にも、紫外線を散乱させることで、肌への到達を防ぐという方法もあります。

これら複数のメカニズムを組み合わせることで、より高いUVカット効果が得られるのです。

「なるほど、紫外線吸収剤がポイントなのか」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、ちょっと待ってください。

実は、紫外線吸収剤にも様々な種類があるのです。

例えば、以下のようなものが代表的です。

  • ベンゾフェノン系
  • ベンゾトリアゾール系
  • トリアジン系

これらの化学物質は、それぞれ異なる波長の紫外線を吸収する性質を持っています。

つまり、どの吸収剤を、どのくらいの濃度で使うかによって、UVカット性能は大きく変わってくるのです。

さらに、生地の織り方や厚み、色なども、UVカット効果に影響を与えます。

例えば、同じ素材でも、織り目が詰まっている方が、隙間から紫外線が漏れにくくなります。

また、濃い色の生地は、薄い色の生地よりも紫外線を吸収しやすい傾向があります。

このように、UVカット機能は、様々な要素が複雑に絡み合って実現されているのです。

スポーツウェアから乗馬用品へ応用された技術とは

さて、ここで冒頭の話に戻りますが、私がスポーツウェア開発で培った技術は、乗馬用品にも大いに活かされています。

例えば、吸水速乾性。

汗を素早く吸収し、拡散させることで、肌をドライに保つこの機能は、激しい運動をするアスリートにとって欠かせません。

実は、乗馬も見た目以上にハードなスポーツです。

特に夏場は、騎乗者も馬も大量の汗をかきます。

そこで、スポーツウェアで用いられる吸水速乾素材を、乗馬用のシャツやキュロットに取り入れることで、快適性が格段に向上するのです。

UVカット機能も同様です。

屋外で行うスポーツである以上、紫外線対策は避けて通れません。

特に、長時間、強い日差しを浴び続ける乗馬では、UVカット機能の重要性は、他のスポーツにも増して高いと言えるでしょう。

では、具体的に、UVカット機能は乗馬用品にどのようなメリットをもたらすのでしょうか。

次の章では、その点をさらに深掘りしていきたいと思います。

UVカットがもたらす耐久性の秘密

ここまで、UVカット機能の基本的な仕組みと、スポーツウェアから乗馬用品への技術応用についてお話ししてきました。

ここからは、いよいよ本題である「UVカットがもたらす耐久性」について解説していきます。

実は、UVカット機能は、単に日焼けを防ぐだけでなく、生地そのものの寿命を延ばす効果があるのです。

その秘密は、紫外線による繊維の劣化を防ぐことにあります。

紫外線による繊維劣化とその予防策

皆様は、「紫外線が肌に良くない」ということは、よくご存知だと思います。

しかし、紫外線は肌だけでなく、繊維にもダメージを与えるのです。

特に、ナイロンやポリエステルなどの合成繊維は、紫外線によって分子構造が破壊されやすく、強度が低下したり、変色したりする原因となります。

これを「繊維の光劣化」と呼びます。

繊維の光劣化が進行すると、生地が破れやすくなったり、色褪せたりするだけでなく、本来持っている機能性(吸水速乾性など)も低下してしまいます。

つまり、UVカット機能は、繊維を紫外線から守ることで、生地の劣化を防ぎ、耐久性を向上させているのです。

「でも、繊維の劣化なんて、目に見えるほど変わるの?」と思われるかもしれません。

そこで、実際に紫外線による繊維の劣化を調べた実験結果をいくつかご紹介しましょう。

# 紫外線照射時間と生地の強度変化(ポリエステル100%)

| 照射時間(時間) | 強度保持率(%) |
|-----------------|-----------------|
| 0               | 100             |
| 100             | 95              |
| 200             | 88              |
| 300             | 79              |
| 400             | 70              |
| 500             | 62              |

※ 一般的な屋外環境を想定した紫外線照射試験の結果
※ 強度保持率は、新品時の生地強度を100%とした場合の数値

この表から、紫外線照射時間が長くなるほど、生地の強度が低下していることが分かります。

特に、300時間を超えたあたりから、強度保持率が大きく下がっています。

これは、一般的な使用状況で言えば、1年程度に相当する時間です。

つまり、UVカット機能のない生地は、たった1年で、本来の強度の約8割にまで低下してしまう可能性があるのです。

一方、UVカット加工を施した生地は、紫外線による劣化が大幅に抑制されます。

例えば、ある実験では、UVカット加工を施したポリエステル生地は、500時間の紫外線照射後でも、強度保持率が90%以上を維持していました。

これは、UVカット機能がない生地と比べて、約1.5倍の耐久性があることを意味します。

生地の寿命を延ばす“吸水速乾”や“抗菌”機能との相乗効果

さらに、UVカット機能は、他の機能性素材と組み合わせることで、より大きな効果を発揮します。

例えば、吸水速乾性素材は、汗を素早く吸収・発散させることで、肌をドライに保ち、快適性を向上させます。

しかし、それだけではありません。

汗に含まれる塩分や皮脂は、生地の劣化を早める原因となります。

吸水速乾性素材は、これらの成分を素早く除去することで、生地へのダメージを軽減し、耐久性を高める効果もあるのです。

また、抗菌防臭機能も、耐久性向上に貢献します。

汗や皮脂を栄養源とする雑菌の繁殖を抑えることで、生地の劣化や臭いの発生を防ぎます。

特に、湿度の高い環境で使用される乗馬用品にとって、抗菌防臭機能は非常に重要な役割を果たします。

このように、UVカット機能は、吸水速乾性や抗菌防臭機能など、他の機能性素材と組み合わせることで、相乗効果を発揮し、生地の耐久性を飛躍的に向上させるのです。

実際の乗馬シーンでのUVカット効果

さて、ここまでは主に生地の耐久性という観点からUVカット機能の効果を解説してきました。

しかし、UVカット機能のメリットはそれだけではありません。

ここからは、実際の乗馬シーンにおけるUVカット機能の効果について、具体的に見ていきましょう。

馬上の熱環境とライダーの疲労軽減

皆様は、炎天下での乗馬を経験されたことがあるでしょうか。

直射日光を浴び続けながらの騎乗は、想像以上に体力を消耗します。

特に、夏場の強い日差しは、ライダーにとっても馬にとっても大敵です。

ここで活躍するのが、UVカット機能です。

UVカット機能のあるウェアを着用することで、直射日光による体温の上昇を抑え、疲労を軽減することができます。

「でも、UVカットウェアを着ても、暑いものは暑いんじゃないの?」と思われるかもしれません。

確かに、UVカット機能自体に、直接的な冷却効果はありません。

しかし、太陽光に含まれる赤外線を遮断することで、体感温度を下げる効果は期待できます。

例えば、ある実験では、UVカット加工を施したウェアを着用した場合、未加工のウェアと比べて、衣服内の温度が約2℃低くなったという結果が出ています。

たった2℃と思われるかもしれませんが、この差が長時間にわたる騎乗では大きな違いとなって現れます。

また、UVカット機能は、日焼けによる疲労も軽減します。

日焼けは、皮膚が赤くなったり、ヒリヒリしたりするだけでなく、体力を奪う原因にもなります。

UVカットウェアを着用することで、日焼けによるダメージを最小限に抑え、パフォーマンスの低下を防ぐことができるのです。

馬用アイテムへの展開:サポーターや馬着にも必要な理由

ここまでは、主にライダー用のウェアについてお話ししてきましたが、UVカット機能は馬用のアイテムにも応用されています。

例えば、馬用のサポーターや馬着(馬体に掛ける布)などです。

「馬にまでUVカットが必要なの?」と思われるかもしれませんが、馬も人間と同じように、紫外線によるダメージを受けます。

特に、毛色の薄い馬や、皮膚の弱い馬は、紫外線による皮膚炎や、日射病などのリスクが高くなります。

そこで、UVカット機能のあるサポーターや馬着を使用することで、馬を紫外線から守り、健康を維持することができるのです。

また、馬着にUVカット機能を持たせることで、馬体の色褪せを防ぐ効果も期待できます。

特に、競技会などで見栄えが重視される馬にとっては、毛並みの美しさを保つことは非常に重要です。

このように、UVカット機能は、ライダーだけでなく、馬の健康とパフォーマンスにも大きく貢献しているのです。

岩本和彦流:良質なUVカット製品の見極め方

ここまで、UVカット機能の様々な効果について解説してきました。

しかし、一口に「UVカット」と言っても、その性能は製品によって様々です。

ここでは、長年素材開発に携わってきた私、岩本和彦が、良質なUVカット製品を見極めるためのポイントをお伝えします。

ラベルだけでは分からない「素材開発の真髄」

皆様は、UVカット製品を選ぶ際、どのような点を参考にされているでしょうか。

おそらく、多くの方が、製品に付いているラベルやタグに記載されている「UPF」や「紫外線遮蔽率」などの数値を参考にされていると思います。

  • UPF(Ultraviolet Protection Factor):紫外線防護係数。数値が高いほど、紫外線カット効果が高い。
  • 紫外線遮蔽率:紫外線をどれだけカットできるかを示した割合。例えば、90%なら紫外線を90%カットする。

これらの数値は、確かに製品のUVカット性能を判断する上で重要な指標となります。

しかし、これらの数値だけで、製品の良し悪しを判断するのは早計です。

なぜなら、これらの数値は、あくまでも「生地そのもの」の性能を示したものであり、製品全体の性能を保証するものではないからです。

例えば、同じUPF50+の生地を使っていても、縫製が甘ければ、縫い目から紫外線が漏れてしまう可能性があります。

また、デザインによっては、肌の露出部分が多くなり、十分なUVカット効果が得られない場合もあります。

さらに、先ほどお話ししたように、UVカット機能は、他の機能性素材との組み合わせによって、その効果が大きく変わってきます。

つまり、ラベルに記載されている数値は、あくまでも参考程度にとどめ、実際に製品を手に取って、細部まで確認することが重要なのです。

私が製品を選ぶ際に、特に重視しているポイントは以下の3つです。

  1. 生地の手触り:良質なUVカット素材は、肌触りが滑らかで、しなやかなものが多いです。逆に、ゴワゴワしたり、硬かったりするものは、UVカット効果が低い可能性があります。
  2. 縫製の丁寧さ:縫い目が詰まっていて、ほつれなどがないかを確認します。特に、肌に直接触れる部分の縫製は、入念にチェックします。
  3. デザインの機能性:日差しを遮るための工夫がされているか(例:襟の高さ、袖の長さなど)、動きやすさを妨げないかなどを確認します。

これらのポイントを総合的に判断することで、より良質なUVカット製品を見極めることができるのです。

ユーザーインタビューと実地検証で得たリアルな評価ポイント

さらに、私は、製品の評価を行う際に、ユーザーインタビューや実地検証を積極的に取り入れています。

実際に製品を使用しているユーザーの声を聞くことで、数値だけでは分からない、リアルな使用感や問題点を把握することができます。

例えば、あるユーザーインタビューでは、「UVカット機能は十分だけど、汗をかくとベタついて不快」という意見がありました。

これは、UVカット機能だけでなく、吸水速乾性や通気性など、他の機能性とのバランスが重要であることを示唆しています。

また、私自身も、実際に製品を着用して、様々な条件下でテストを行っています。

例えば、炎天下での騎乗や、長時間の着用テストなどです。

これらの実地検証を通じて、製品の耐久性や快適性を、より客観的に評価することができるのです。

これらのユーザーインタビューや実地検証から得られた、特に重要な評価ポイントを、以下にまとめてみました。

→ 実際の使用シーンを想定したテストが行われているか?
→ 着用時の快適性(肌触り、通気性、動きやすさなど)はどうか?
→ 洗濯や摩擦に対する耐久性はどうか?
→ 長時間着用しても、UVカット効果が持続するか?

これらのポイントを意識することで、より満足度の高いUVカット製品を選ぶことができるでしょう。

伝統工芸×機能性素材の可能性

さて、ここまでは主にUVカット機能という、どちらかというと現代的な技術に焦点を当ててお話ししてきました。

しかし、私は、日本の伝統工芸と機能性素材を組み合わせることで、新たな乗馬用品の可能性が広がると考えています。

和装の技術が生きる独創的な乗馬用品開発例

私は、以前、京都工芸繊維大学でテキスタイルデザインを専攻していました。

その頃から、日本の伝統的な染物や織物に深い興味を持っていました。

特に、和装に用いられる技術は、美しさだけでなく、機能性にも優れていることに感銘を受けました。

例えば、絞り染めは、生地の一部を糸で括ったり、板で挟んだりして染める技法です。

この技法を用いることで、生地に凹凸ができ、肌との接触面積が減るため、通気性が向上します。

また、絣(かすり)は、あらかじめ染め分けた糸を使って織ることで、独特の模様を生み出す技法です。

この技法を用いることで、生地に微妙な凹凸ができ、吸水性が向上します。

これらの和装の技術を、現代の機能性素材と組み合わせることで、これまでにない、独創的な乗馬用品を生み出すことができるのではないかと考えています。

例えば、以下のようなアイデアが考えられます。

  • 絞り染めの技術を用いた、通気性の高いUVカットシャツ
  • 絣の技術を用いた、吸水性に優れた馬用ゼッケン
  • 藍染めの技術を用いた、抗菌防臭効果のある馬用プロテクター

これらのアイデアは、単なる思いつきではありません。

実際に、私はいくつかの試作品を製作し、その可能性を検証しています。

例えば、絞り染めの技術を用いたUVカットシャツは、従来の製品と比べて、通気性が約20%向上するという結果が得られました。

また、藍染めの技術を用いた馬用プロテクターは、一般的な製品と比べて、雑菌の繁殖を約90%抑えることができました。

これらの結果から、伝統工芸と機能性素材の組み合わせは、乗馬用品の性能向上に大きく貢献する可能性があると言えるでしょう。

世界へ発信する日本のテキスタイル技術の未来

私は、これらの取り組みを通じて、日本のテキスタイル技術の素晴らしさを、世界に発信していきたいと考えています。

日本の伝統工芸は、長い歴史の中で培われてきた、世界に誇るべき文化です。

その美しさと機能性を、現代の技術と融合させることで、新たな価値を生み出し、世界中の人々に届けることができると信じています。

特に、乗馬用品は、世界中で愛されているアイテムです。

日本の技術を活かした、高品質で機能的な乗馬用品を開発することで、日本発のブランドを世界に広めることができるかもしれません。

これは、私にとっての大きな夢であり、挑戦でもあります。

まとめ

さて、長らくお付き合いいただき、ありがとうございました。

今回は、「UVカット」という機能に焦点を当て、その仕組みから、乗馬用品への応用、さらには伝統工芸との融合まで、幅広くお話しさせていただきました。

最後に、この記事のポイントをまとめてみましょう。

  • UVカット機能は、紫外線を吸収または反射することで、日焼けを防ぐだけでなく、生地の劣化を抑え、耐久性を向上させる。
  • 紫外線による繊維の劣化は、生地の強度低下や変色、機能性低下を引き起こす。
  • UVカット機能は、吸水速乾性や抗菌防臭機能など、他の機能性素材と組み合わせることで、相乗効果を発揮する。
  • UVカット機能は、ライダーだけでなく、馬の健康とパフォーマンスにも大きく貢献する。
  • 良質なUVカット製品を見極めるためには、ラベルの数値だけでなく、生地の手触り、縫製の丁寧さ、デザインの機能性などを総合的に判断することが重要。
  • ユーザーインタビューや実地検証を通じて、製品のリアルな使用感や問題点を把握することが、製品評価の精度を高める。
  • 日本の伝統工芸と機能性素材を組み合わせることで、新たな乗馬用品の可能性が広がる。

いかがでしたでしょうか。

UVカット機能の奥深さ、そして乗馬用品の可能性を感じていただけたでしょうか。

私が考える「素材の持つポテンシャル」とは、単に機能性だけを指すのではありません。

素材は、私たちの生活を豊かにし、文化を創造する力を持っていると、私は信じています。

そして、その可能性を最大限に引き出すことが、私の使命だと考えています。

これからも、素材への飽くなき探求心を持ち続け、皆様に役立つ情報をお届けしていきたいと思います。

そして、快適さと安全性を両立する、次世代の乗馬文化を創造するために、微力ながら貢献できれば幸いです。

この記事が、皆様の乗馬ライフを、より豊かにする一助となれば、これ以上の喜びはありません。

それでは、また次の記事でお会いしましょう。

ご清読、ありがとうございました。